冷やかし（キャッシュバッカー・ポイントゲッター）

サクラはサイトに雇われている真っ黒な人達ですが、サクラを雇っていない優良出会い系サイトにもサクラと似た動きをする灰色な女性達がいます。まずはその背景と彼女らの正体から解説しますね。

出会い系サイトはその性質上、どうしても女性会員数よりも男性会員数が過多になります。そこで優良サイトは様々な優遇制度を用意して、女性をＶＩＰ待遇で迎えています。

女性だけ完全無料で利用できるのもその１つですが、その他にも女性の場合、利用に応じてポイントが還元されるようになっていて、そのポイントを現金に交換できたり（キャッシュバック制度）、景品に交換できたり（マイレージ制度）するんですね。

これらの優遇制度をうまく管理すれば女性は集まりますし、女性からのメール送信も活発になってサイトが活性化します。

また、そもそも女性を集める手間やコストをかげずにサクラを使ってしまう悪徳サイトには必要のない制度ですから、これらの優遇制度があること自体が真面目に一般女性を集めている証拠でもあります。ただし…

管理がユルいと、男性と出会うのが目的ではなくポイント還元だけを目的にしているアクどい女性達が増殖してしまうんですね。小銭稼ぎに必死なキャッシュバッカー、マイレージポイント稼ぎに必死なポイントゲッター。当サイトでは、彼女らをまとめて「冷やかし」と呼んでいます。

サクラと冷やかしの大きな違い

冷やかしとサクラの大きな違いは、冷やかしはサイトに雇われているわけではなく、あくまで一般女性だと言うこと。ですから冒頭に書いたように、優良な出会い系サイトにも冷やかしはどうしても存在するんですね。

出会える確率はサクラがゼロなのに対して、冷やかしはゼロじゃないものの、そもそも出会いに興味が薄い女性達なので、口説き落とすのは大変…。

時々「俺はサクラだろうが何だろうが口説ける！」と豪語する自称出会い系達人がいますが、ムキになって余計なポイントを消費するより、不審な動きをキャッチしたらすぐにターゲットを替える方が現実的で賢い選択だと思います。

冷やかしに引っかからない方法

また、冷やかしには、掲示板への投稿頻度がやたら高い、短文メールが多い、ハンドルネームをコロコロ変える（※優良サイトにはメモ機能があるので、ハンネを変えてもIDで分かるようになっています）など、いくつかの特徴がありますが、正直、完璧に見破るのは不可能に近いものがあります。

ですから、やはり頃合いを見て途中で直メやLINEに移動するのが一番。

とは言え、たった１〜２通で直の連絡先を聞けば、普通の女性はご機嫌を損ねます。逆に、延々とやり取りして、結局キャッシュバッカーだったなんていうのも時間とお金の無駄（※特に「直アドは会ってから教える」は、冷やかしやサクラの逃げ口上の定番なので注意！）。

もちろんメールのスキルにもよりますが、メール送信10通〜20通を１つの目安に、その範囲内で直アドやLINEのID交換を切り出すのがオススメです。

会話が盛り上がっているのに断ってきた場合はキャッシュバッカーの可能性があるし、そうじゃなくても、さほど好感を持たれていない可能性大。優良出会い系にはもっと相性の良い女子は他にいますから、断られたらサッサと退散して次に行くのがベターな選択なんですね。