あの恋から学んだこと

仕事が忙しい

大学で出会って付き合い始めた1つ年下の彼。学生時代はうまくいっていたのですが、私が先に卒業して就職し、遠距離になると、喧嘩が多くなり、徐々に溝が深まっていきました。

見知らぬ街、そして学生時代とは全く違う新たな環境での仕事。もう自分のことだけで精一杯で、まだ学生だった彼の気持ちに寄り添えるほどの心の余裕はありませんでした。

「働いているんだから、私の方が大変なんだ」

そんな風に思って、彼に真剣に向き合うことがなくなっていたのです。彼から別れを告げられるのも当然です。

案の定、彼から別れたいと言われたのですが、その時は冷静に「うん、分かった。別れたいならそうしよう」と返して、そのまま別れました。

ところが数か月たつと、彼が恋しくなってしまい、再び私の方から連絡を取るようになりました。結局、また彼に会うようになり、結局吹っ切れたのは1年半近くも経ってから。その上、変に未練が残ってしまって、新しい恋愛を始めることができませんでした。

他の男性と出会っても、どうしても彼と比べてしまい、彼以上に好きになる人には、それから数年間出会えませんでした。

別れるなら、スパッと会わない、連絡しない、というのはとても大事なことだったと思います。その方が、お互いに良い想い出になるのだと思います。